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2007 XTERRA JAPAN チャンピオンシップ IN 丸沼
Reported by 小笠原崇裕

大会名・・2007 エクステラ ジャパン チャンピオンシップ 丸沼
場所・・丸沼高原周辺/群馬
日時・・8月24日
天候・・晴れ
コンディション・・ドライ

使用機材
・フレーム・・STORCK レベルカーボン
・ホイル・・MAVIC クロスマックスSTディスク
・サスペンション・・MAGURA ラウリン
・ブレーキ・・MAGURA マルタSL
・タイヤ・・IRC F&R シラク2.1UST F&R.2.気圧
・ペダル・・Crankbrothers エッグビータートリプルチタン
・ハンドル・・EASTON MonkeyLite SL CNT 31.8
・ステム・・EASTON  EC70 CNT Road Stem
・シートピラー・・EASTON EC90 Zero Carbon MTB
・シューズ・・ADIDAS アディスターXCレース
・サングラス・・SWANS サイニウムR ゴールドミラーレンズ
・ヘルメット・・GIRO アトモス
・オイル・・PEDROS リキッドX
・ドリンク・・シトリックアミノ
・補給・・パワージェル8個
・水・・H4O高水素濃度ウォーター
・インソール・・コンフォマーブル スノー
・SEV アスリートデバイス
・ゴーグル・・SWANS SR-1M ピンク×ルビーミラー
・ウエットスーツ・・2XU Elite E:O
・ウエア・・2XU Elite Triathlon Suit

言葉に出来ぬ懐かしさ。トライアスロン(以下、TA)は10年ぶり、しかしエクステラはオフロード版TAときた。
数奇な運命・・なのか出場を決めて半年、走り出しそして春からは泳ぎだした。
走って泳いで感じた事「こんなんでエクステラを走りきれるのか??」10年前にTAをやった事など、いがらっぽさで咽る咳のように咳払いして払拭してしまった。ゼロからの出発だった。
エクステラのトレーニング方法に迷い翻弄されMTBの成績がおもわしくなかった今夏、それでも「自分に必要な道」と定めて試行錯誤で到った大会当日。

スイム・・1.2キロ、バイク・・26キロ、ラン・・10キロ、世界ランキングトップ10入りしている選手、昨年、一昨年の日本チャンプ達が強力なライバルだろうか、事前の情報収集で頭の中でイメージを最大限に膨らまして先手先手を考えた。
スイムは丸沼湖、水温が低いが泳いでいて気持ち良い、スイムで1.2キロを続けて泳ぐのも10年ぶり、この事を隠して最前列に並んだ。号砲一発!飛び込んでダッシュ!最初のブイまで200M程をダッシュするがブイを回った頃にパンプアップ、一気に腕の回転が鈍り呼吸が苦しくなった、そして水をガブ飲みして平泳ぎ・・すでに200人の集団はバラけており15番くらいだと分かったのでこれ以上落とさないように呼吸を落ち着けて普段のフォームを取り戻した、何人か抜いてスイムアップ、9番ほどでトランジットへ、思っていたより早い!三半規管が狂ってトランジットではフラフラで靴下を履くのにも凄く時間がかかり・・とにかく落ち着いてバイクを漕ぎ出すが上半身がパンパンで身体はフラフラとTAの洗礼をモロに受けている、しかもMTBなので上半身を非常に多く使うのだが使えないので弾かれまくりミスしまくりその度に焦り・・前半のシングルトラック区間では恥かしい走り。
中盤から始まる林道の20分の長い登りで先行する選手が見えた、一気に追いついて引き離そうとしたが付いてこられる、エクステラ日本チャンプを獲りMTBでもトップ10でずっと走っていた湯本選手、その後も何度もアタックするが引き離せない、そうこうする内に下りが迫ってきたので再度ダッシュするが湯本選手の快心のダッシュで先に入られてしまい後ろに付く事に。
下りで回復をしようと企んだが湯本選手はDH選手で活躍していたも時期もあったので下りもピカイチ、付いていくだけで抜く事も休む事も出来ないまま湖畔のシングルトラックへ突入、ここで湯本選手に些細なミスが連発しフォームも崩れていた事が見て取れたので
脚にキテいる事が分かった、最後の登りでアタックし引き離して少しでもランでの貯金を蓄える。
バイクでトップを走るニコ選手には追いつけなかった、トップと2分差、湯本選手と30秒差でランへ。
脚が重い、前に出ない、腕を振ってストライドを伸ばそうとするが腕すらまともに振れない、これまたエクステラの洗礼。
5キロを2周のランコース、最初の登りのアスファルトではピッチを上げてバイクの脚をランの脚へと変換する、そして現われた沢登、水が流れガラガラと石が崩れる沢を登る、倒木をくぐり倒木を飛び越え隣の沢を下る。

少しアスファルトを登り湖畔に出た、高さ1Mほどの段差が所々にありジャンプというか片足ジャンプで降りていくのだが筋繊維が悲鳴を上げている事が感じられる、踏ん張りが効かないので着地と同時に膝まで付いてしまう、
それでも前に進んでトップを追いかけなければ!
崖に近いような急坂では路面はスリッピー、グローブした手でロープを握りズリ落ちて行く、湖畔はガレた岩でしかもキャンバーになっている、一歩踏み外したり滑らせたりすればすぐさま湖にドボン!!
崩れる岩に踏ん張りの効かない脚で着地点を見極めて慎重かつ素早く脚を運ぶ、見えてきたゴール地点だがあと1周、ついに太腿が攣りだし着地の衝撃に絶えられなくなったので下りでは一歩多く脚を出した、若干ペースは落ちるが攣って止まってしまうよりはいい。
最後の湖畔、足の裏の感覚が鈍くなり岩が崩れる感覚が掴めなくなって滑りまくる、手を着いて転倒は免れるが
その衝撃で肩甲骨周辺が攣った、もうヤケクソになって前に進んだ。
何気に後ろを振り返った、そしたら今まで見ていないウエアが見えた、鈍った頭で考える・・・「誰だ?」と、、、
もう一度振り返る、さっきより近づいて来ている、また考えた、「もしや高橋選手?」3度目の振り返りで確信!
昨年度のチャンピオンで滋賀のデュアスロンで苦しめられたランのエキスパート、2周目に走る時に全く視界に入らなかったのに
すぐそばまで追いついて来ていた、ゴールまで残りは500M程、僕も全力ダッシュ!!
倍はあろうかというスピードで迫られたが逃げ切った、2位でフィニッシュ!
もうボロボロで身体が痛い、夏の粒子を吸い込み甘い薫りを感じたエクステラ、この瞬間を逃がさないように。
日本チャンピオン獲得!
ニコ選手に負けてしまったのが悔しかったが半年で仕上げたとしては上出来・・かな??
10月の終わりに行われるマウイでの世界選手権は思案中です。

今回、このエクステラ参戦において多くの協力、理解を賜り本当にありがとうございました。
日本チャンピオンという大きな称号を手に入れましたのもご協力頂いたている方々のおかげです。

今後ともども応援のほど宜しくお願いいたします。

優勝・・ニコ・フィッツマイヤー 
2位・・小笠原崇裕
3位・・高橋泰夫

小笠原崇裕

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